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地球温暖化、オゾン層の破壊、砂浜の消滅等、ここわずか数年足らずのうちに世界中で自然環境破壊に関するニュースを頻繁に耳にするようになりました。これはテレビやメディアから流れてくる情報の中だけの世界ではありません。私たちの生活する身近な環境の中でも同じことが起こっているのです。“南国の自然豊かな”を売りにしてきた我が故郷『宮崎』の身近なところでも刻々と自然が失われています。
30年前、水平線も見えないぐらい山のように広がっていた一ツ葉海岸の砂丘は、現在見る影もありませんし、子供のころ、遊んでいた川は流れが止まり、澱みができ、濁りきって、もはや現代の子供たちの遊び場ではなくなっています。これらの自然の変化に伴い、ウミガメの産卵や鮎の溯上が極端に減少しているのも自然が失われていることを示す自然からの警告です。
そもそも私たち人類もウミガメや鮎と同じように自然のごく一部のはずです。自然が失われるということは、私たちが生きていく場所が失われ続けていることと同じなのです。特に未来の子供たちは、今はまだわずかに残された自然をも感じ、健全に息づくことができるのでしょうか。
それでは、なぜ自然はこんなにも急速に失われているのでしょうか?自然は自然の流れによるゆっくりとした風化で何万年もの古代から変化し続けています。しかしここには、自然の流れには逆らっていない自然の掟(法則)に従ったありのままの自然現象で、誰もが受け入れてきた覚悟であったはずです。しかしここわずか数百年足らずの我々人類とその文明の急速な拡大と発達のスピードと同じスピードで自然が失われているのです。
私たちは、『物質的な豊かさ』が人の幸せと本気で信じ、人の豊かさを向上させるために誠実に努力し続けてきました。確かに我々人類の生活は豊かになり、便利になり、幸せを手に入れたように錯覚していますが、果たして・・・・? オゾン層破壊による地球温暖化、地球温暖化による海水面上昇、海水面上昇によるモルディブやツバルの島々の沈没、島々の沈没による地元住民の生活は失われてしまいます。最終的に我々人類は、存続の危機を心配し、不安を抱いて生活することを余儀なくされてしまっている現実もあるのです。
すると当然かのように自然環境保護を訴えるエコ活動やエコビジネス、『地球にやさしい』を訴えた企業の広告やエコ商品が急増し、今やエコは時代の流行になってきました。そして、この影響で自然環境に関心を寄せ、真剣に『エコライフ』や『スローライフ』といった無駄の無い自然回帰的な生活を実践する若者たちも急増しています。
海外に目を向けると、自然への関心はより強く、より賢明な方法とより自然にやさしい配慮や取り組みが何世代も続けられています。国内においてもあらゆる分野の人々が自然保護ついて自らの人生をかけて研究・努力し、一人でも多くの人に自然の大切さを訴え続けています。
その代表の一種として美しい海をこよなく愛するサーファーがいます。そして宮崎には、自然との共生や波を求めに毎年たくさんのサーファーが世界中から訪れ、そのまま宮崎の魅力に翻弄され移住する者もたくさんいます。
また、別の種に楽しみや喜び、悲しみや怒りを表現し、それを見、聞いている人たちの気持ちも豊かにしてくれる人(歌手・ミュージシャン)たちがいます。『音楽』という文化は、人類の歴史が始まった太古の時代から祭や祝いの儀式等で奏でられ、『音を楽しむ』という行為は人の心を自然に豊かにし続けてきました。
ミュージシャンの中にもいろいろなジャンルの音楽があり様々ですが、中でも自然の流れを歌やリズムにして表現し、近代的で角張った現代に生きている人々の心にやさしい風を吹き込むように、生きた自然が身近に少なくなった都会の人たちの心に自然の潤いと癒しを与え、本当の自然を知らない現代人の自然への関心を一層高めてくれるミュージシャン達がいます。
大自然に囲まれ、その流れに逆らえない中でリスクと厳しさを思い知らされた中で息づいている富土をはじめとする日南海岸線の鵜戸エリアや未だ開発の手の及ばず『田舎』といわれる地域の人々は、強烈な大自然を全身で受け入れているため、心も優しくおおらかでありながら生きる力強さを感じます。この力強く生きる力(術)こそ大自然が人類に与えてくれる最高の恵みだと思うのです。人は自然が無くては生きていけません。その自然が見る見る失われていっています。破壊されてしまった自然を復元していくには相当の投資と時間を要するでしょう。しかし、日南海岸の自然は未だ地元の住民に守られ、何とか自然のサイクルを保ち続けています。
これからは、自然のために人類が築き上げてきた最先端の技術を駆使し、この自然を守り、人と自然が共存する環境を後世に受け継いでいくことこそが人類の存続に大きく問われている時代なのです。そして富土は生きた自然に囲まれ、人と自然が共存している数少ない理想の環境といえます。富土・日南の自然は永久的な資源なのです。
この富土の美しい自然を利用して『自然』と『人』と『音楽』のイベントを開催します。
音楽の世界でもサーファーや自然派の若者に絶大な支持を受けているミュージシャンたちがいます。彼らは日本全国各地でこのエコ時代の流れと共にエコをテーマにしたイベントの規模を大きく成長させています。
しかし人を集める事だけがこのイベントの目的ではありません。富土に来てくれた人たちに喜んでいってもらえるように富土地区全体で客をもてなし、宮崎日南の「富土」というところは自然も人も素晴しかったといわれるようなイベントにしたいと考えています。また、富土の自然がいつまでも自然のままであり続ける事をたくさんの人に願い続けてもらえるように多くの人に喜びと感動を与えられるイベントに成長させたいと考えております。
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